「胃カメラはつらい」と敬遠している方へ。当院では、内視鏡専門医によるなるべく苦痛の少ない検査を受けることができます。
内視鏡専門医による検査
当院の内視鏡検査は、日本消化器内視鏡学会専門医である院長が担当いたします。病気は症状が出る前に見つけることが大切です。日常的に気になる症状がない方も40歳を超えたら検査をおすすめいたします。
また、若い世代の方も、幼少期に母親からの口移しによってピロリ菌に感染している恐れがあるため、近年は高校生くらいの年齢で一度検査を受けることが望ましいと考えられています。両親、とくに母親がピロリ菌に感染していた方は、なるべく早期に検査を受けましょう。
なるべく苦痛の少ない検査
鼻からも挿入できる細径内視鏡を採用しており、患者さまに合う方法をお選びいただけます。鼻からの検査はスコープが舌のつけ根に触れることなく消化器に到達するため、喉が弱い方、嘔吐反射が強い方の辛さを大幅に軽減できます。また、検査に不安感がある方にはご希望に応じて鎮静剤を使用いたします。
院内感染対策・消毒の徹底
当院の衛生管理は、すべての患者さまの皮膚・血液・分泌物などがばい菌を含んでいるという前提に立ち、どの患者さまにも最高レベルの除菌・消毒を実施するスタンダードプリコーションの考え方に基づき行っております。オリンパス社の内視鏡洗浄システムで洗浄・消毒を徹底しております。
こんな症状ありませんか?
1予約または事前診察
2検査前日
お食事は、少なくとも就寝3時間前までに済ませてください。※食後にすぐ眠ると消化されず胃や食道に残ってしまいます。※水分摂取に制限はありません。
3検査当日
検査当日は朝食を抜いてください。※心臓、血圧、喘息、てんかんの薬はいつも通り服用して大丈夫ですが、血糖値を下げる糖尿病の薬は服用しないでください。
4検査前の処置
鼻とのどに麻酔をかけます。ご希望により鎮静剤を注射で投与します。
5検査
所要時間は5~10分程度です。
6休憩
鎮静剤を使用された方は、ベッドに移動してお休みいただきます。
7検査結果の説明
写真を見ながらご説明いたします。病理検査や血液検査を行った方には、約1週間後に検査結果をお伝えいたします。
以下に該当する方は事前にお知らせください。
検査日にお薬手帳(あるいは普段飲んでいるお薬)をお持ちください。
※費用は目安です。
ピロリ菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるだけでなく、胃がんを引き起こす危険因子のひとつです。感染している方には、除菌をおすすめいたします。
当院のピロリ菌検査
抗体測定(血液検査)、または尿素呼気試験(呼気検査)を実施いたします。
当院のピロリ菌除菌治療
胃がん健診のバリウム検査で「要再検査」「要精密検査」と指摘された方は、内視鏡による詳しい検査が必要です。当院までご相談ください。